M5Stackで「今部屋に入らないで〜🙅♀️」と簡単に伝わるドアボードを作ってみた
どうして作ろうと思ったのか
作った目的としては、ズバリ!図で示したような事故を起こさないようにするためです
今、私は実家でリモートワークをしているため、まさに画像のようにお母さんが「ちょっと今いい?」と言って部屋に入ることがあるので、
「タイミング、これ気をつけないとやばいな...🤔」となり、
「今、入ってはダメ」なタイミングを部屋の外にいる親に伝えるために、制作をはじめました。
リモート始まって1年間は、付箋で伝えていた
まず、MTG中だということを手っ取り早く伝えるために、付箋にそのことを書いて、時間になったらドアに貼り付けていました。
なので、流れとしてはこんな感じで使ってました。
MTG始まる! → ダッシュで付箋を持ってドアへ → 部屋の外に付箋を貼る
ただ、付箋で伝える方式は使ってみると、伝わりはするのですが、以下の2点が結構不便に感じてきました。
- 毎回、MTGのたびにドアまで行ってはったり、剥がしたりするのがめんどくさい
- 付箋の粘着力がなくなってくると、すぐ剥がれる
強粘着力タイプの付箋を使っていたのですが、貼って剥がすを繰り返すので、どうしても粘着力がなくなり、すぐにボロボロになっていました。
(付箋の画像のも実は3代目です)
特に剥がれやすいとなると、ドアに貼ったのに剥がれていて、MTG中なことが伝わってなかった😱
とかが起こりかねないな〜と思い、
「これらの不便な面、M5StackでMTG中だということが伝わるようにすれば、解決するのでは???」
となり、M5Stackを使ってドアボードを作成しました。
実装したコード
作成するにあたって、今回、こちらの記事をとても参考にさせていただきました!
とてもわかりやすく、この記事を見ながら取り組めたことで、完成まで持っていくことができました!
ありがとうございます🙇♀️ cpp-learning.com
上記の記事を参考に、考えた仕組みは以下のような形です。
PCとM5Stackは、UDP通信で繋がっており、pythonで送信した文字を、M5Stack側で受け取ったら、画像を変えるというシンプルなものとなりました。
完成品
そして、完成したのがこちらです🎉
ドアボードということで、ただM5Stackを置くだけでなく、いい感じに支えとなりそうなもので、M5Stackが落ちないようにして、
あと樹脂粘土でひよこを作って、小部屋の門番感を出してみました🐥
ついに完成〜〜🎉🎉
— しおりん(*゚-゚) (@shiori_peace) 2021年10月5日
『今入らないで🙅♀️』が伝わる!
ドアボード with ひよこ🐥 pic.twitter.com/GNbN0DVvhu
PC→M5Stackへの送信方法も、pythonデコードを起動して、キーボードを1回打てばいいだけなので、とっても楽になりました〜!
実際に使ってみて
完成したものを実際に使ってみて、まず一番防ぎたかった「MTG中に、家族が入ってきてしまう」という状態を、これで完全に防ぐことができました!
また、何より席から立たなくても、MTGだと伝えられるのがとても楽になりました!
そして、実際にそのボードを見る家族からも、
「付箋と違って、ディスプレイの明かりが見やすいから、遠くからでも、パッと状況がわかるのがいい」
と言ってもらい、一番の目的だったMTGだという状況が伝わりやすくなり、生活していてちょっとした不便なことを電子工作で便利にする楽しさを感じました😊
今後としては、
1番初め、送信した時に「ちゃんとうつっているかな?」と見にいくことがあるので、
それを送信が成功したかどうかはわかるような結果を返すようにしようかなと考え中です🤔💭
他にも使ってみた上で感じた改善点を見つけて、もっといいドアボードに改善していきたいと思います💪